机上空論

妄言を垂れ流しにするブログです

【ボドゲ】Dominate Grail War Fate/stat night on Board Gameの考察 マスター編

  スマホの容量が無いので、FGOをアンインストールした千夜一夜です。先日、マスター編は後日といったもののせっかくならささっと書いてしまおうと。

senyakazuya.hatenablog.com

store-delightworks.jp

マスターごとの特徴

衛宮士郎

 魔力の初期値が2。これは慎二や葛木よりも低い。そのため初動が最も遅い。

 投影は魔力1でパワー5を使える。追加なので単純な上乗せが可能。ここでも魔力を消費するので、リソース面は厳しい。

 全て遠き理想郷は発動した時点で5位以下or最下位なのでほぼ負ける。

 相性のいいサーヴァントは素のパワーが不足気味で魔力消費に余裕があるサーヴァント。特に単独行動のパワーラインを上げられるギルガメッシュとの相性が良好。

 逆に陣地作成の起動が遅れるキャスターや、妄想心音に魔力を回したい真アサシンとは相性が悪い。バーサーカーも初期魔力が足りないせいで、序盤の手札次第では何もできなくなる。

 総じて、全体的な火力を大幅に底上げできるスロースターター。

 

遠坂凛

 令呪1つと引き換えに宝石10個を得た赤い悪魔。宝石2個で魔力1は令呪よりも効率がいい。

 ガンドは後出しできれば足りないパワー1を補うことができるが、さすがに普通に使うにはバフがないと厳しい。使うと奇偶がずれるので、使うなら2回ずつで。

 手札入れ替えは代替の聞かない能力だが、宝石3は重い。

 特に相性のいいサーヴァントはキャスター。宝石の大量投下で陣地作成の高速起動を狙える。魔術に偏っているので、ガンドと属性を合わせやすいのも吉。アーチャーの無限の剣製中に手札入れ替えで使用済みのカードを再使用するムーブがあるが、どちらかといえば一発芸。ライダーの騎乗用の手札を揃えやすくはあるが、普通に戦った方が強そう。

 総じて、宝石で着実にアドバンテージを稼ぐ堅実なマスター。

 

間桐家(慎二・桜)

 6人以下でのプレイ時では慎二と桜はひとまとめにされる。ゲーム開始時は慎二スタート。深山町に入るだけで魔力が増える。慎二が戦闘で敗北すると桜に入れ替われる。桜は魔力2を戦果2に変換する。強制効果なので、魔力の消費がえげつない。クライマックス突入時に2位以下だと黒くなり、魔力無限とカードを3枚使えるようになる。そのバフがとても強力なので、勝手に戦果を増やす桜である時間は極力減らしておきたい。慎二の能力は普通に優秀なので、6ラウンドくらいまでは慎二で粘るのがよさげ。戦果調整ミスって脱落しないように注意。

 相性のいいサーヴァントは宝具が強いサーヴァント。特にクライマックスでは毎回連射できるので、単発高火力が特におすすめ。筆頭はセイバー。もろHFじゃねーか。メインでの魔力にも余裕があるので動かしやすい。

 逆にアーチャーとの相性は最悪。無限の剣製も偽・螺旋剣も桜とは合わない。

 総じて、脱落しない程度に耐え忍び、クライマックスで豪快になぎ倒す一発逆転型。

 

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン

 初期6かつ毎ラウンド魔力が増える。シンプルに一番強い。

 相性のいいサーヴァントは序盤から継続的に火力を出し続けることができるサーヴァント。バーサーカーやアサシンは割と使いやすい。意外なところで真アサシンとも相性がいい。単純に2発目の妄想心音の準備が早いので、チャンスを作りやすい。

 逆に相性が悪いのはアーチャー。魔力が余る。

 総じて、膨大な魔力による暴力で殴るシンプルイズベスト。

 

葛木宗一郎

 一番の目玉は蛇。デッキに消費無しのパワー5が2枚入る。魔術工房で戦果を稼ぎつつ、徒歩で深山町に現れる。その性質上、慎二くんを頻繁に殴ることになる。

 立ち回り的に魔術工房に頻繫に入るので魔力も意外とあり、どのサーヴァントともそこそこにはなる。魔術工房に入る動きはキャスターの陣地作成とかみ合うが、高速起動には令呪が欲しい。

 地の利が取りづらいのでギルガメッシュとはあまり相性がよくない。アーチャーは無限の剣製で蛇を手札に入れるムーブがあるので、ギルガメッシュより少し動かしやすい。偽・螺旋剣も1度きりだから、地の利を取れた時に使えればいい。

 総じて、魔術工房で戦果を稼ぎながら蛇を叩きつける武闘派。

 

言峰綺礼

 真名の公開状態で能力が変化する。非公開時は偵察がしやすい。どちらかといえば、勝てない時に逃げることで勝利戦果を渡さない用途が主。

 公開時は単純にパワー2がプラスされ、わかりやすく殴り合いに強くなれる。

 効果が素直なので割と誰とでも相性がいい。魔力を稼ぐ手段に乏しいので、セイバーやアサシンあたりの通常が強力なサーヴァントは使いやすい。

 真アサシンとはデザイナーズコンボがあるが、ギミック系かつ大量の魔力を要求するので例外的に相性が悪い。

 総じて、普段の勝率の高い安定型。

 

間桐桜

 7人プレイの時は慎二と分離する。3ラウンド目まで魔力を食わなくなるが、結局魔力が全く足りなくなる。魔力がまるで足りなくなるので、デッキ内の魔力を食うカードすらまともに使用できない。

 相性のいいサーヴァントはギルガメッシュ。遠隔操作以外では魔力を消費しない。単独行動のコストがない点もうれしい。次点でセイバーとも相性がいい。二人ともクライマックスまで残れれば高火力宝具打ち放題になる点も優秀。

 バーサーカーとは相性が戦うことすらままならない。宝具依存度が高いアーチャーとライダーとも相性が悪い。キャスターは陣地作成さえ起動できればリソース減少を抑えられるので割とありだが、戦果がすごい勢いで伸びるので黒桜になれないことがある。

 総じて、苦行。

 

間桐慎二

 7人プレイの時に桜と分離する。8ラウンド目終了時の脱落処理が終わった後に最下位なら勝利する。つまり、4位なら勝利する。深山町で魔力を稼ぎながら戦うのが基本戦術。

 相性が良さげなのは、ランサー。移動カードが多いので、戦果の調整が効きやすい。一方でキャスターは勝手に戦果を増やすので。あまり相性が良くない。能力が能力なので戦果に警戒されやすく、妄想心音の隙を作って強引にトップを取りに行く手もある。

 総じて、周囲の戦果までコントロールする必要がある特殊勝利持ち。

 

まとめ

 6人プレイが一番面白そう。マスターの中ではイリヤが頭一つ抜けている印象だが、どのマスターでも十分に勝てる。どちらかといえばサーヴァントとの相性の方が重要になってくる。

 7人プレイは桜で勝てるビジョンがまるでない。慎二は楽しそう。

 どちらにしても、早くボードゲームができるようになるといいですね。