机上空論

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【SW2.5】アルケミスト考察

 どうも、千夜一夜です。SW2.0時代からアルケミストは身内では私くらいしか使っていなかったのですが、直近のセッションで今回はアルケミスト伸ばさない宣言した影響でようやく他のアルケミスト使いが現れた感じなので、整理もかねてアルケミストについて色々と書きます。

 

アルケミストの特徴

  • 大体が補助動作で使える
  • 金が溶ける

 シンプルにいうと上記の通り。補助動作での使用の場合、1体にしか使えない。逆に主動作で使う場合は複数体に使えるが判定が必要。要にピンゾロの確率が出てくる。

 マテリアルカードは4つのランクと5つの色に分かれており、最低のBだと20Gで済むが、最高のSSは20000Gとちょっと雑に使うには高い金額をしている。

 

賦術解説

Lv1から取得可能

インスタントウェポン

 初手から解説しずらい。

 武器を作ることができる。 武器習熟なしでもそこそこの威力の武器を使えるようになるが、基本的にはカード代を武器の購入資金にした方が強い。

 この賦術の強みは必要筋力1であること。低筋力フェンサーがキャンペーン終盤でクリティカルレイと合わせて一芸するくらいはできそう。 

ヴォーパルウェポン

 物理火力強化。低レベル帯でも確実に仕事ができる。起点指定なのでプリーストあたりが持つと勝手がいい。 

 クラッシュファング

 相手に物理ダメージ低下のデバフをかける。普段はバークメイルの方が優先されるが、両方使用することもできる。これまた起点指定なので、プリーストあたりが毎ラウンド撃ってくれるとちょっとうれしい。

クリティカルレイ

 非魔法系アタッカーならとりあえず持っておけ。効果は単純な出目上昇。クリティカルしやすくなるので、武器の威力表は高いほどいい。低レベルでも運用可能。

バークメイル

 防護点が増える。低レベルから買える安心感。これも起点指定。

パラライズミスト

 2.0からナーフされたが相変わらず強い。ただし、低レベルからの運用はコストの関係上厳しい。下3桁が誤差と思えるころから運用開始。

 形状が射撃なのでターゲティングがないと誤射る。後衛が持つならソーサラーやマギシュー。

ポイズンニードル

 弱い。手番終了時にカスダメを与える。色も黒と使いまわしがあまり効かない。

ミラージュデイズ

 命中版パパラライズミストになった。回避系の前衛がいるなら使えるか? 何気に起点指定。

ヒールスプレー

 Bではろくに回復できないが、A以上が使えるようになると一気に回復量が増える。メインヒーラーは務まらないが、回復しきれなかった分をゴリっと回復できる。形状・射撃なので、誤射には注意。

 

Lv5から取得可能

アーマーラスト

 防護点減少。大体ヴォーパルウェポンと同時運用。カードも2枚使用するのであまり優秀とは思えないが、グラップラーなどで手数があるなら一考。

アンロックニードル

 非戦闘用。ソーサラーのアンロックもあまり使用する機会に恵まれないことを考えると……。

イニシアティブブースト

 スカウト7アルケミスト5で2回行動はできなくなったが、重要な先制判定に補正をかけることができる数少ない手段の1つ。依然として強力なため、Lv5で取りたい賦術の最有力候補。

エンサイクロペディア

 こっちは魔物知識判定。イニシアティブブーストの次、つまりLv6に取ることが多い印象。

ディスペルニードル

 補助でも使えるが、SSが使えないなら基本的には主動作で使う羽目になる。効果自体は優秀。メインアルケミスト向け。

バインドアビリティ

 魔物の面倒な特殊能力を弱体化させる。高レベル帯まで入ってくれば活用の機会は増えるが、無理して取るほど汎用性は高くない。

ビビットリキッド

 魔香水と同時に使用できるとMPがたくさん回復できる。

マナスプラウト

 魔晶石砕け。

マナダウン

 魔法ダメージ減少。効果はそれなりに金額をかけないと出ないが、魔法ダメージ減少は貴重なのでそれだけで価値はある。

リーンフォース

 魔法ダメージバフ。ヴォーパルウェポンと比べると効率が悪いが、魔法ダメージはバフしにくいのでそれなりには使える。

 

Lv10以上で取得可能

コンバインマテリアル

 16000GでSSを使える。

その他

 考慮する価値無し。メインアルケミストでも金額・経験点・手番に見合わない効果です。低レベルでも取れる賦術を優先しましょう。

 

役割別おすすめ賦術

物理アタッカー

 クリティカルレイ

  毎ターン連打するのが一番強い。他を使うと火力が落ちるのでLv1止めでいい。

タンク

 バークメイル

  自身の耐久力向上。

 パラライズミスト・ヒールスプレー

  前衛にいるので、誤射しない。

ヒーラー

 ヴォーパルウェポン・バークメイル

  純プリーストはターゲティングを取りづらいので、起点指定をメインに。純プリーストにありがちな手番あまりの際に主動作で多人数に賦術を使うこともできる。

魔法アタッカー

 パラライズミスト・ヒールスプレー

  ターゲティングを取るから誤射しない。マギシューなら自身もパラライズミストの恩恵を受けられる。

 

まとめ

 アルケミストは低レベルから強化なものが揃っているので、パーティ全員が少しずつ齧るのが強い技能です。伸ばすにしてもどこまで伸ばして、どれを取るかを明確にしたほうが使いやすいです。どれだけレベル上げても1ターンに使える数は増えないしな。

 メインアルケミストをやるなら、コンジャラーやドルイドを嗜むことで主動作を賦術以外に回せるようにするべきです。

 なんだかんだ言って報酬とのバランスを考えながら適切にカードを選択して使用するのは楽しいので、使ったことのない人は次の機会に是非触ってください。