ウケケケケ、楽しい楽しいトライアル・ディビジョンの時間だぁ!!
ゴホン。どうも、千夜一夜です。これはお見苦しいものを見せてしまった。今回は意外と早かった(ほぼ)全カード解放SPのトライアル・ディビジョン!! 前回のSPスタートチャージ5みたいなクソ環境ではなく、真っ当なスピードのゲームなのでテンションが上がる。と思ったのもつかの間、大概にクソ環境でした。
↓ 前回のクソ環境
ムルムルサンゾン
カード名 | 枚数 |
日輪の守護者ソル・ガーラ | 3 |
光陣の使徒ムルムル | 4 |
スパイラル・スライダー | 4 |
霊王機エル・カイオウ | 4 |
光輪の精霊ピカリエ | 4 |
護聖霊騎ケスト・リエス | 4 |
魂と記憶の盾 | 1 |
烈風の求道者サンゾン | 4 |
知識の精霊ロードリエス | 4 |
連珠の精霊アガピトス | 4 |
ヘブンズ・ゲート | 4 |
紙では天門ばかり使っていたので、天門使いたいなー。でもデュエプレから一時期離れた理由の天門ボルバルみたいなのは嫌だなーってなった結果、サンゾン軸の前のめりなデッキになった。
エル・カイオウとロードリエスが優秀なので青入り。小型が多いのでキャントリップ持ちを優先的に採用している。どちらかといえばビート寄りなのでサーファーやサーフよりも軽いスライダー。魂と記憶の盾は色が合っていたのと確定除去が白青には不足していたので。ソル・ガーラはアガピトスから射出する3択目であり、アガピトスとサンゾン以外の顔面を殴れるクリーチャーとしての採用。
低コストブロッカーが多いので天門への依存度は低め。どちらかといえばサンゾンを引けるかのほうが重要になる。大雑把に横に並べて殴るデッキは分かりやすくて楽しいなぁ!!
白黒速攻
カード名 | 枚数 |
予言者クルト | 4 |
予言者シュウ | 3 |
ねじれる者ボーン・スライム | 4 |
孤独の影ロンリー・ウォーカー | 4 |
緊縛の影バインド・シャドウ | 4 |
聖天使グネス・パルキューラ | 3 |
黙示賢者ソルハバキ | 4 |
ヤット・パウル | 4 |
光線人形ストリウム | 2 |
鬼面妖蟲ゴワル・スキー | 2 |
変身人形イルルカ | 2 |
霊騎コルテオ | 4 |
ADでは黒緑速攻が強い。しかし今回のトライアル・ディビジョンでは貴重な1マナ枠のポレゴンが落ちている。他方でNDで白赤速攻も優秀だと聞く。しかし今回のトライアル・ディビジョンでは貴重な1マナ枠のブレイズクローが落ちている。つまり今回のトライアル・ディビジョンでは赤と緑は速攻デッキが組めない。……それなら主力の落ちていない白と黒で組めばいいのでは、という経緯で生まれたデッキ。
ほかの速攻デッキの例に違わず1~2コスの軽量クリーチャーを展開し続けて殴る。ソルハバキは能力を使えると実質1コストで出せるクリーチャーなので、それを活用するためにオリジンを意識的に採用。
速攻デッキとしてはマイナーな組み合わせだが、どちらもクリーチャーの質自体は良いので存外に優秀。ただ他の速攻のほうが優先させるんだろうなぁとも思った。理不尽さが足りない。
マーシャルリーフナーガ
カード名 | 枚数 |
アストラル・リーフ | 4 |
コスモ・ポリタン | 4 |
バブル・ランプ | 4 |
妖蟲麗姫ドナ | 4 |
猛菌恐皇ビューティシャン | 3 |
マーシャル・クイーン | 3 |
ファントム・バイツ | 4 |
魂縛虫ネクロ・ワーム | 4 |
蛇魂王ナーガ | 2 |
アクア・サーファー | 4 |
デーモン・ハンド | 4 |
↓デュエマwiki見て作ったデッキ。
【マーシャルリーフナーガ】 (デュエプレ) - デュエル・マスターズ Wiki
簡単に説明すると、ドナがマーシャルとナーガのどちらの進化元にもなるので両立してもデッキを圧迫しないというコンセプト。ドナで圧縮された分、パワーカードでマーシャルとの相性もいいリーフが入るスペースを作れる。そして最後にマーシャルから起爆できるトリガーで構成されている。
わりと早めのミッドレンジデッキのはずだが、除去札を多めでドローが太いのである程度まではコントロールとも張り合える。というかコントロールデッキとコントロール合戦で勝ててしまった。なんでだ。
ディアボロ
カード名 | 枚数 |
ピース・ルピア | 4 |
ダーク・ルピア | 4 |
黒神龍ゼキラ | 3 |
ロスト・チャージャー | 4 |
コッコ・ルピア | 4 |
マッハ・ルピア | 3 |
ホーリー・スパーク | 4 |
黒神龍メタル・ザンギラス | 3 |
ボルシャック・NEX | 4 |
神羅ライジング・NEX | 3 |
黒神龍グールジェネレイド | 4 |
メタルザンギラスでゼキラを生き返らせると自壊できる。これにダーク・ルピアの効果が入ると結果的にデーモン・ハンドになる。ついでにドラゴンが勝手に死ぬのでグールも生き返る。やったぜ。
そしてダーク・ルピアはルピアなのでNEXを組み込んだ。今回のトライアル・ディビジョンはブレイブ・ルピアがいないので緑を入れる理由がない。そう考えるとネクラ*1になったのは必然か。
使用感はNEX強いなーって印象。速度自体は本来のそれよりは遅いが、後続のグールで攻め筋が思ったよりも太い。ザンギラスはダーク・ルピアを蘇生できるのが偉く、マッハ・ルピアがいれば即座に起動できるので出せればそれなりに優秀。でもザンギラスが出てくる展開はわりと事故気味。気づけばサブプランになっていたよ。
因みにデッキ名のディアボロは何度も死に続けるゼキラがボスの姿と重なったから。
石碑ドラゴン
カード名 | 枚数 |
コッコ・ルピア | 4 |
龍の呼び声 | 4 |
神秘と創造の石碑 | 3 |
幻獣竜機ボルパンサー | 4 |
バルガレイズ・ドラゴン | 3 |
光神龍ベティス | 3 |
天雷の龍聖ロレンツィオⅣ世 | 4 |
武装竜鬼アカギガルムス | 2 |
龍仙ロマネスク | 4 |
バルケリオス・ドラゴン | 4 |
無双竜機ボルグレス・バーズ | 4 |
前回の記事のオーロラ獄門デッキにも使ったように、石碑にはなにか可能性を感じていた。我々、探検隊はその可能性を探るべくアマゾンの奥地もといネットの海へと冒険に向かった。そして得た結論がコレ。
このデッキで石碑を使うと強いクリーチャーは3種類。1つ目はバルケリオス・ドラゴン。G・ゼロで召喚できるので展開がしやすい。2つ目はロレンツィオ。2体並ぶとお互いにアンタッチャブルを獲得する。3つ目がボルパンサー。お互いに効果を参照するので出力が上がる。
石碑を使うためにはマナが欲しいので呼び声とルピコとロマネスク。マナブーストと相性が良くて、貧弱なドローを補えるボルグレス・バーズ。それだけではまだ足りなかったのでバルガレイズ。S・トリガーも呼び声のヒット率を上げるためにドラゴン。
回した感想。マナを伸ばすのに必死で手札に石碑が残らねぇ!! けどロマネスクからバーズでバルケリオスを回収してから並べる動きは普通に強い。でもその動きで石碑がマナに落ちる。…………石碑いるか、これ?
シデンドルザバカウンター
カード名 | 枚数 |
エマージェンシー・タイフーン | 4 |
エナジー・ライト | 4 |
血風戦攻リドロ | 3 |
闘竜麗姫アントワネット | 4 |
闘竜鬼ジャック・ライドウ | 3 |
霊騎秘宝ヒャックメー | 4 |
蒼神龍バイケン | 4 |
覇竜凰ドルザバード | 3 |
超竜騎神ボルガウルジャック | 2 |
ペリオンブレス・ドラグーン | 2 |
竜装 シデン・レジェンド | 3 |
炎竜提督ガウスブレイザー | 4 |
デッキビルド杯のマッドネスティラノから着想を得たデッキ。
↓ デッキビルド杯
この時のデッキビルド杯の環境からの変化点としてはバイケンの実装が大きい。そのためデラセルナのために緑を入れる必要が薄くなった。だから抜いた。
そしてアントワネットをドルザバードに進化させる点では変わってないが、進化する前にシデン・ギャラクシーをクロスさせることでcipで2枚+Tブレイクでトリガーを踏まずに全シールドを処理できるようになる。
当時いなかったジャック・ライドウは進化の枚数を抑えても引っ張ってこれるところがとても優秀。ペリオンブレス・ドラグーンは相手に攻撃させることができるのがマッドネスと相性が良かったから入れてみた。
ヒャックメーはマッドネスの成功率アップとドルザバード用の黒マナが欲しかったからの採用。ぶっちゃけ他の黒にあまり魅力がなかったのとヒャックメー自体は手打ちすることを毛ほども考えてないからっていうのもある。
本質的にはマッドネスを盾に時間を稼ぐコンボデッキなのでマッドネスの弱点、マッドネスするターンに決めきられるとかスパークで寝かすとかは依然どうしようもない。
でもシデン・レジェンドからのドルザバードが決まるとすごく楽しい。
転霊デルフィン
カード名 | 枚数 |
霊騎幻獣ウルコス | 4 |
幻獣賢者エレファウスト | 2 |
永刻のクイーン・メイデン | 3 |
剛勇王機フルメタル・レモン | 4 |
生魂転霊 | 4 |
魂と記憶の盾 | 1 |
トリプル・ブレイン | 3 |
清浄の精霊ウル | 4 |
サーフ・スパイラル | 4 |
ナチュラル・トラップ | 4 |
二角の超人 | 4 |
光神龍スペル・デル・フィン | 3 |
3コス非進化勢に生魂転霊を打ち込んで、5ターン目に8マナに到達する。そこから二角でマナからデルフィンを回収して、次のターンにデルフィンを出すデッキ。
生魂転霊をレモンに使えば3マナ、ウルコスに使えば2マナ+cipで1マナ、エレファウストは2マナ+pigで1マナ増える。つまりどれでも3マナのブーストになる。他のマナブーストと比べるとライフ+チャージャーとは速さor安定性*2、ターボメビウスとは安定性*3で差別化されている。
生贄は当然だが全員多色なのでメイデン。あとはマナが伸びる前提でメタモーフ発動するでしょってことでトリガーにウル。
今回作ったデッキの中では特に出来が良かった。強さというよりも、美しさが。
武者ガッツンダー
カード名 | 枚数 |
砕神兵ガッツンダー | 4 |
竜装 ムシャ・レジェンド | 4 |
無限掌 | 2 |
電磁勇騎ソウジ | 4 |
フォーチュン・スロット | 4 |
モノノフ・ルピア | 4 |
竜装 ザンゲキ・マッハアーマー | 4 |
パーフィン | 3 |
ストリーミング・チューター | 4 |
火焔タイガーグレンオー | 4 |
ボルメテウス・剣誠・ドラゴン | 3 |
ムシャ・レジェンドつけてクリーチャー殴るとモノノフでシールド焼けて強いなーってデッキ。デュエプレにはなぜかチッタ・ペロル*4がいないので自前でアンタップキラーを持っているクリーチャーを用意することになった。そうすると軽量かつ取れる範囲が広いガッツンダーになった。
そしてモノノフ・ルピアとザンゲキ・マッハアーマーを入れているので、せっかくだからと剣誠。これのせいでほぼ全て剣誠だけでよくなった。良くない。
トライアル・ディビジョンの制約で本来の剣誠からザンゲキ・マッハアーマーを引っ張ってくる手段が落ちているのでドロソ多めで対応。フォーチュン・スロットはクロスギアが多いのでそれなりに3ドローが狙えそうって感じで入っている。チューターは青で落ちるのがドロソとトリガーだけなので落ちてもそんなに痛くないと判断した。
デッキとしては剣誠の動きが強すぎてガッツンダーの必要性があまり感じなかった。動けば強いんだけど、パーツとしては異物っていうか……。
カチュアイカズチ
カード名 | 枚数 |
フェアリー・ライフ | 4 |
鼓動する石板 | 1 |
光輪の精霊ピカリエ | 4 |
ブレイン・タイフーン | 4 |
幻想妖精カチュア | 3 |
オリジナル・サイン | 4 |
ホーリー・スパーク | 4 |
緑神龍ダグラドルグラン | 4 |
龍聖霊ウルフェウス | 4 |
聖霊王イカズチ | 3 |
霊騎コルテオ | 3 |
蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド | 2 |
カチュアでクリーチャーを呼び出して、イカズチでアンタップするコンボを主軸にしたデッキ。
基本の動きはカチュアからウルフェウスを出してサイン→イカズチ、その後ダグラドルグランでトリガーをケアしながら殴り切る。ブロッカーが多いなら2体目のウルフェウスからスパークで寝かせる。
ピカリエはドロソ兼イカズチの進化元。ウルフェウスの効果を発動させるためにブレイン・タイフーンで墓地に落ちることも仕事。チェンジ・ザ・ワールドはカチュアの3択目、青マナ、リソース補充や延命の仕事をしている。
使ってみると分かるが、死ぬほど弱い。コンボ起動に手札or盤面が必要っていうのがハードルが高い。そしてサブプランが皆無なのが致命的。他にもアークセラフィムやドリームメイトでもイカズチ系のデッキを考えたが構築段階で破綻した。アマテラスがいないのがどうしようもない。成立しないロマンは美しくない。
ドロマー城
カード名 | 枚数 |
アシガ・ルピア | 2 |
タケチヨ | 4 |
海底鬼面城 | 3 |
ローズ・キャッスル | 4 |
光輪の精霊ピカリエ | 3 |
無限の精霊リーサ | 2 |
聖霊王エルレヴァイン | 2 |
電脳聖者エストール | 4 |
聖霊王アルカディアス | 2 |
ホーリー・スパーク | 4 |
無敵城 シルヴァー・グローリー | 2 |
魔聖デス・アルカディア | 3 |
デーモン・ハンド | 4 |
悪魔精霊バルホルス | 1 |
デッキビルド杯のアシガルカディアから発想を得たデッキ。デス・アルカディアの効果*5で城の場持ちを良くしようというのがコンセプト。
城を使うならとタケチヨとエルレヴァインの雑な採用でドロマー*6になった。ついでに無理なくアシガ・ルピアが採用できた。採用した城はタケチヨから繋げやすくて強力なドロソになる鬼面城と使いやすいローズ・キャッスル、あとは前回同様に無限ブロッカーとセットで使う用でシルヴァー・グローリー。
対ビートは初動でブロッカーを引けないと盾全滅でコンセプトが死ぬ。剣誠はブロッカーも盾も焼くので本当に無理。対コントロールはタケチヨから鬼面城を貼らないと露骨に手札が足りなくなる。アシガルカディアや無限グローリーは決まれば強いが、実際はアルカディアスによる保護もあってもなかなか成立させてくれないね。
グールアマデウス
カード名 | 枚数 |
封魔フォルカロル | 1 |
スパイラル・スライダー | 1 |
エマージェンシー・タイフーン | 1 |
猛菌恐皇ビューティシャン | 1 |
エナジー・ライト | 1 |
流砲 ハイドロ・バズーカ | 1 |
ダーク・ルピア | 1 |
黒神龍ゼキラ | 1 |
黒神龍メギラ | 1 |
ファントム・バイツ | 1 |
コッコ・ルピア | 1 |
幻槍のジルコン | 1 |
蒼神龍ノースグレイ | 1 |
ブレイン・タイフーン | 1 |
黒神龍ギランド | 1 |
黒神龍ジャグラヴィーン | 1 |
黒神龍ハルヴェルド | 1 |
紅神龍メルガルス | 1 |
ボルシャック・バディ・ドラゴン | 1 |
龍装 ザンゲキ・マッハアーマー | 2 |
神滅翔天ザーク・ゼヴォル | 1 |
トリプル・ブレイン | 1 |
黒神龍ゾルヴェール | 1 |
アクア・サーファー | 1 |
サーフ・スパイラル | 1 |
大邪眼B・ロマノフ | 1 |
デーモン・ハンド | 1 |
爆獣ダキテー・ドラグーン | 1 |
黒神龍グールジェネレイド | 4 |
黒神龍アマデウス | 4 |
超新星 DEATH・ドラゲリオン | 1 |
火焔タイガーグレンオー | 1 |
地獄スクラッパー | 1 |
アマデウスは効果だけを見ると手打ちハンドに15000のT・ブレイカーがついて7マナとかいう化け物。しかしその代償としてハイランダーに近い構築を要求してくる。そして完全なハイランダーは一貫した動きを取りにくいので中途半端なデッキになりやすいという弱点がある。特にデュエプレではサーチが探索でゴミ化しているので銀の弾丸戦法がまともに使えない。
そこで逆にアマデウスが自壊してもいい状況を考えた。その結果、グールが墓地から複数体蘇生する盤面ならアマデウスが死んでもいいかってなった。そしてグールを中心にデッキを組んでいったらこうなった。
採用基準は軽量ドラゴン、グールを落とす手段、ドロソ、トリガーあたり。B・ロマノフとDEATH・トラゲリオンはグールとの相性もあるが、一時的にでもグールをマナや墓地から避難させてアマデウスが自壊しないタイミングを作れるところを評価。2枚採用のザンゲキ・マッハアーマーはクロスギアだから破壊されづらく、2枚引いたら絶対に1枚は場に出すのでこれによる自壊はないと判断した。
使ってみるとアマデウスが普通に強いのでわりと勝てる。ザンゲキ・マッハアーマーからアマデウス2体連打できるとほぼ勝ち。ドローが不安定な点とトリガーが貧弱な点はどうしようもないが、趣味デッキとしては十分な出力があるのでアリ寄りのアリ。
聖霊ボルフェウス
カード名 | 枚数 |
巡礼者ウェビウス | 3 |
白騎士の霊騎ラジューヌ | 3 |
エンドラ・パッピー | 2 |
光輪の精霊ピカリエ | 4 |
審門の精霊アールフリート | 3 |
聖騎士ヴォイジャー | 4 |
聖霊竜騎ボルシャリオ | 4 |
超聖竜シデン・ギャラクシー | 1 |
ホーリー・スパーク | 4 |
超聖竜ボルフェウス・ヘブン | 2 |
地獄スクラッパー | 4 |
聖霊王アルファディオス | 1 |
神羅サンダー・ムーン | 2 |
インビンシブル・フォートレス | 3 |
ボルフェウスからフォートレスを撃つデッキ。エンジェル・コマンド軸で組む理由はサンダー・ムーン。ボルフェウスと比べるとコストは重いが、ボルフェウスと同様にフォートレスを使えて進化元1体で済む。サンダーとサンダー・ムーンのそれぞれにヴォイジャーの軽減が乗る点も重要な要素。
そしてサブプランとしてシデン・ギャラクシーとアルファディオス。軽減が多いデッキなので10マナ溜めずとも充分にアルファディオスが出せるのも強みの1つ。
ボルフェウスが自体がデザイナーズコンボ込みのアレなので、例のごとく出力高め。だが真価は手の広さにだと考える。フォートレス、シデン・ギャラクシー、アルファディオスとどの勝ち筋も毛色が異なっていてなおかつ一定の強度があるので、いいデッキになったと思う。
スターマルコ土偶オリジン
カード名 | 枚数 |
トリア | 3 |
黙示賢者ソルハバキ | 4 |
スパイラル・スライダー | 3 |
クラゲン | 4 |
クゥリャン | 3 |
電磁賢者シリオン | 4 |
聖皇エール・ソニア | 2 |
エンペラー・マルコ | 4 |
英霊王スターマン | 2 |
オリジナル・サイン | 3 |
ホーリー・スパーク | 4 |
霊騎コルテオ | 4 |
マーシャルリーフナーガの思想を流用したデッキ。クラゲンを使って、クリーチャーの殴り合いにはスターマン、除去から逃れるならエール・ソニアと相手を見ながら進化先を変えられることが強み。因みにデッキ名の土偶はエール・ソニアを指している。
このデッキにドナ枠はシリオン。白入りのサイバーロードなのでスターマンの進化元として理想的。そしてグラディエーターなので土偶の進化元にもなる。
リーフ枠はマルコ。スターマンと進化元としてサイバーロードを要求されるので、それをそのまま使用できる点が特に優秀。進化元のクラゲンとクゥリャンによるスムーズな展開へのアシストもありがたい。
グラディエーター側の進化元のソルハバキも実質1マナになったり、呪文を回収して即使用したり、サイン用のコルテオを手札に構えたりとヌルヌル動き回る。
どのカードもどこかしらでシナジー的なものがあるので使っていて楽しいデッキ。進化先はどれも5マナかつ1マナで出せる進化元も揃えているので回り始めると強い。弱点は最初のマルコの進化元を除去されて手札補充が阻害させること。あと剣誠みたいな理不尽にはカードパワーで負ける。
神殿アウグストシーザー
カード名 | 枚数 |
ポップ・ルッピ | 2 |
フェアリー・ライフ | 4 |
爆獣ボルカグレンオー | 4 |
霊鳥と水晶の庭園 | 3 |
解体人形ジェニー | 2 |
魔弾デュアル・ザンシバル | 2 |
トリプル・ブレイン | 3 |
邪眼皇弟アウグストⅢ世 | 3 |
邪眼死爵ゲーネフ卿 | 3 |
暗黒皇グレイテスト・シーザー | 3 |
破壊と誕生の神殿 | 3 |
地獄スクラッパー | 3 |
英知と追撃の宝剣 | 3 |
戦攻竜騎ドルボラン | 1 |
緑神龍ディルガベジーダ | 1 |
またデッキビルド杯から着想を得たデッキ。インスピレーション元はテクニカルサンクチュアリ。
↓ 第二回デッキビルド杯
このデッキは2~6と8,9マナの非進化クリーチャーを全て1種類に絞り、進化含めてすべての種類のクリーチャーのパワーをバラしたうえで1000~6000の範囲を1000刻みですべて補完し、さらに呪文も2~8マナのすべてに1種類ずつ存在するように組んでいる。正気か!?
テクニカルサンクチュアリを見て神殿とアウグスト使おうってなったがそれだけでは軸が不足していたので、アウグストの種族であるナイトと必須になる黒赤緑を有効活用するという観点からシーザーを使うことになった。当初はHELLを使う方向で考えていたが、ザンジバルとスクラッパーで点数割り振りが過多であったこととアウグストがいる状態で宝剣を使うと相手の宝剣やロストを落とせる点を評価して宝剣になった。元の3色だとドローが非常に心許なかったので、青の追加は正解だったと思う。
4マナ枠のジェニーはモノノフ・ルピアやボルシャック・ルピアあたりに神殿を撃ってNEXや剣誠を落とすことを目的に採用。そう気持ちよくは決めさせてくれないけど。8マナのドルボランはザークビッチあたりのマッドネス意識、9マナのディルガベジーダは対コスモ用の採用。歯抜けの7マナクリーチャーは有力な仮想敵が見当たらなかったのであえての不採用。
見た目は取っ散らかっているように見えるし、実際に取っ散らかっているのだが、シーザーと宝剣を叩きつけるという点は分かりやすくていい。神殿とアウグストはおまけみたいになってしまったが、盤面取りをするときにはしっかりと仕事してくれるので悪くない感じ。総評としては一応の実用性を担保した芸術品。
まとめ
今回はデッキビルド杯から着想を得たデッキが多かったです。優れたアイデアが含まれているからこそ受賞しているんだろうなぁ。個人的には第三回デッキビルド杯のカウンタードデビルがとても完成度が高くて感動した。ただ最近すぎて手を加える要素がほぼなかった。作りはしたが焼き直しにしかならないのでオリジナルを見た方がいい。
↓ 第三回デッキビルド杯
それはそうと剣誠とNEXはクソだと思いました(ド直球)。5ターン目に相手は死ぬと書いてある。事故もほぼないし、剣誠に至ってはシールド焼却で盤面を返すチャンスすら薄いのが非常に面白くない。珍しいデッキで遊ぼうとしてもこれらのデッキに轢き殺される事象が多発するのは不快。これらの環境トップのデッキはトライアル・ディビジョンだからこそ規制されて然るべきなのに、ほぼダメージなしで来たのは忖度としか思えん。次のトライアル・ディビジョンがいつになるかは分からないけど、環境トップはここでなくても腐るほど見られるから、こっちでは完全に再起不能にしてくれ。