机上空論

妄言を垂れ流しにするブログです

【シノビガミ】首魁データで遊ぼう ハグレ編

 本作は、「著:河嶋陶一朗冒険企画局新紀元社」が権利を有する『忍術バトルRPG シノビガミ』の二次創作作品です。

 

 どうも千夜一夜です。久々の首魁データシリーズのハグレモノ編です。ハグレモノって流派数が多くて手を付けるのがどうしても億劫になってしまってね。

 もう隠忍の血統の流派ブックも出ていますが、とりあえずハグレモノの流派ブック出版までのデータで作っていきます。

 

 

↓ 前回の記事

senyakazuya.hatenablog.com

 

夜顔

階級:上忍

背景:双子(外縛陣 影分身 誘導) 梟雄 日々の鍛錬 日陰者

忍法:夜叉 双影 呟鬼 外套 揺音 秘中の秘(生存術)

特技:絡繰術 拷問術 隠形術 分身の術 兵糧術 伝達術 結界術 

奥義:絶対防御 (結界術)

    判定妨害 (驚き/分野限定(忍術):兵糧術)

 

 噂扱いとは言え、公式に言及された合法的双子。せっかくなのでやりたい放題することにした。

 双子起動前は双影から呟鬼→夜叉を狙う動き。コストは外套でカバー。耐久面は秘中の秘絶対防御でカバー。その絶対防御への見切り判定は驚き判定妨害で破壊する。

 秘中の秘が破られる・外套が機能不全になる戦場に移動させられる・生命力でアドバンテージが充分に稼げているのいずれかで双子を起動して第二形態になる。

 双子起動後は影分身で逃げ回りながら外縛陣を撃つ戦法。誘導は外套を再起動したり、極地・甲で蓋をしたりするのに使う。バフなし外縛陣は即効性こそないが、変調まみれにしてネチネチ削るのは虚城万力っぽいと思う。

 余った背景には日陰者をねじ込んだ。

 特技は必要なものを除くと、兵糧術と結界術が本人のフレーバーを汲み取った形になる。絡繰術と伝達術は夜顔で裏サイト経営しているところから。拷問術は配置的な問題とどうせ趣味みたいなものでしょという決めつけ。

 

No.9

階級:上忍頭

背景:他流派の血 日々の鍛錬 加持祈禱 氏神 残忍 抜け忍

忍法:風饗 烈気 即興 閻魔 血餅 幽 特別教室(飛龍 昔日)

特技:水術 骨法術 生存術 隠形術 記憶術 死霊術 憑依術

奥義:範囲攻撃 (滅び/人数制限:水術)

    完全成功 (輝き/最低速度:記憶術)

 

 ついにやりやがった特別教室クソムーブ!! 昔日をセッション内で特例修得することで膨大な忍法へとアクセスすることが可能になった。こうでもしないと上忍頭がNo.9の忍法を使う合理性が見いだせなかったです、許してください。 

 昔日を使いたいので能動的生命力消費手段として血餅と幽を採用。メインで輝き完全成功と組み合わせたいので烈気も合わせて採用。せっかく特別教室で指定特技の後出しができるので飛龍で火力を確保。命中判定には閻魔を使うのでどこを指定しても安定して動かせる。さらに風饗・即興と組み合わせると防御不可の6点パンチになる。

 奥義は命中デバフの入らない攻撃奥義対策の滅び。間合いが欲しかったので必然的に範囲攻撃。指定特技は氷っぽさ重視で水術。完全成功は基本的には血餅用だが、基本的に3・4居座り前提で考えているので弱みが実質存在しない。昔日で引っ張ってきたサポート忍法の判定や自衛にも使っていく。指定特技はなんか隠忍との戦いで知ったことや比良坂時代のことを思い出したりしているんでないのですかね? 知らんけど。

 忍法だけでは元・比良坂っぽさが皆無、なんなら元は学園ですよね?って感じだったので背景の加持祈禱と氏神で比良坂っぽさを演出。奥義内容を誤認させるためのブラフとして活用する。特技も加持祈禱のブラフを最大限に活用できるように意識的に配置した。残忍は異名的な扱いになっていたから、抜け忍は経歴的に採用。

 

世界忍者連合

階級:上忍

背景:防御訓練 日々の鍛錬 切り札 外国育ち 日本征服計画

忍法:分魅 望郷 翻筋斗 弾 頑健 戦装束

特技:衣装術 刀術 潜伏術 香術 意気 人脈 召喚術

奥義:範囲攻撃 (くらまし/射程低下:召喚術)

   絶対防御 (弾き/防御低下:刀術)

 

 忍法と背景で耐久を確保して奥義でダメージを稼ぐ構築。分魅と弾き絶対防御によるカウンターもある。忍道型も考えたが、忍法枠の重さと背景との兼ね合い、秘伝忍法との相性が微妙だったところから今回は見送り。

 奥義の指定特技は西洋剣術から刀術と聖杯を召喚する召喚術。聖杯を見つけるのが目的らしいが、「テンプル騎士忍法、聖杯回帰」とか言っているし大丈夫じゃろ。

 特技は奥義用の2つと分魅と翻筋斗の判定用に香術、日本を征服する意気、解放されたいと思う程度には世界忍者連合の面々との交流があるので人脈。衣装術は円卓とかイギリスとか関係のありそうなワードが並んでいる秘密情報部の条件から。最後に特技バランスから隠形術。

 背景はあまり説明することはないが、キャラクター的に末裔や他流派の血を使うわけにはいかなかったのは結構キツかった。でも結果的に騎士っぽくなったと思う。

 

影絵座

階級:上忍

背景:攻撃訓練(黒弦 尖影) 末裔 他流派の血 日々の鍛錬

忍法:黒弦 尖影 水晶眼 瞬転 置矢 望郷

特技:縄術 潜伏術 隠蔽術 対人術 兵糧術 幻術 呪術

奥義:完全成功 (輝き・響き/回数制限・最低速度:兵糧術)

    追加忍法  (巡らし/回数制限:呪術 縁起・星運)

 

 コンセプトは強力な黒弦使い。尖影との統合判定のスペシャル値を水晶眼で下げて、瞬転でスペシャルさせる。攻撃訓練の統合判定には凶手や大権現が乗らない*1から、こういう形になった。スぺ黒弦から逃げるために低プロに引きこもるやつは置矢でお仕置きにいく。望郷は1年前に戦った首魁は左隣と決め打ちしてそれっぽさを出すためと耐久補強に。

 失敗を強引にスペシャルに塗り替える輝き・響き完全成功は処理的にどうなんだ?と思うところもあるが、文脈を見るに処理がぶつかっているところもないなので多分行ける。指定特技は黙示録の四騎士の黒が飢餓に該当するところから兵糧術。追加忍法にはスペシャル時のダメージと望郷のリカバリのための星運と統合判定を振りなおす縁起を採用。指定特技の呪術は自身の影に殺さるってそれもはや呪いだろって。

 残りの特技は影から逃げられないので縄術と、噂を確かめようとしている段階で真実が詳らかにされていないところから隠蔽術。潜伏術と対人術は手練が8以上になる場所でかつ判定を強化できそうなところから適当に。

 

不知火

階級:上忍

背景:末裔 日々の鍛錬 梟雄 不想の呪い(愛情) 感情の欠落(愛情)

忍法:外縛陣 双影 岩宿 業火 配下 覚炎

特技:火術 登術 遁走術 分身の術 対人術 結界術 憑依術

奥義:不死身 (目覚め/回数制限:火術)

  判定妨害 (くらまし・驚き・揺らぎ/分野限定(器術)・妨害分野・最低速度:火術)

 

 火力×手数=DPR*2!!! 業火配下で火力を稼ぎ、岩宿双影で手数を増やす。外縛陣の集団戦ダメージは絶対防御で防げないので、当たれば覚炎が通る。そして3重改造判定妨害で無理矢理にでも当てる。

 奥義の指定特技はすべて火術。ついでに外縛陣の指定特技も火術。もう全身火術まみれや。岩宿双影で火力バフの価値が高いので、耐久補強も兼ねて目覚め不死身。

 特技は誰にでも話しかけるから対人術、右下のほうで不知火っぽい憑依術、あとはバランス取りのために登術と遁走術。

 背景の不想の呪いと感情の欠落は花嫁化対策。簡単に攻略されてたまるか。せっかくの火術押しだから元八部衆は欲しかったが、彼女は八部衆にいた経験なさそうなので遠慮した。

 

咎眼流

階級:上忍

背景:末裔 日々の鍛錬 破幻の瞳(範囲攻撃) 切り札

忍法:修羅 水晶眼 即興 拡視器 一角 頑健

特技:絡繰術 衣装術 潜伏術 第六感 詐術 封術 千里眼の術

奥義:追加忍法 (巡らし/回数制限:千里眼の術 徹釘・星運)

    完全成功 (くらまし・輝き/分野限定・最低速度:詐術)

 

 拡視器で射程を伸ばして輝きスペ。修羅のダメージが気に入らないときは星運で振りなおせるので安定感も高め。徹釘の方は追加忍法で指定特技を変更しているので射程が伸びている。そしてスペシャルで1D6個の任意の特技を破壊し始める。さらに修羅も徹釘も即興で絶対防御貫通してくる。

 背景の破幻の瞳は眼に関わるキャラクターなので使うならここしかないとぶち込んだ。攻撃忍法なら徹釘の特技破壊で抵抗できるが、奥義対策は薄いので範囲攻撃を指定。クリティカルヒットは間合いで有利なので立ち回りでなんとかする。そもそも初撃に当たれば半壊するから、そこから破幻で止まるか怪しいし……。

 特技は流派が人工魔眼を作っている話が出ていたから絡繰術、イラストの眼を覆う布から衣装術、色んなところから追われているので潜伏術、偽装や欺瞞を暴いて本質を見る浄眼の特性から逆説的に詐術、普段は眼を封じているので封術。

 

ブレーメン

階級:上忍

背景:整備班 末裔 他流派の血 日々の鍛錬

忍法:蟇仙 大権現 頑健 群れ(忍犬)

   魔血(長肢・獣化) 獣技(大蝦蟇 万華鏡・プロット制限)

特技:火術 怪力 潜伏術 隠形術 地の利 異形化 封術

奥義:不死身 (目覚め・定め/回数制限・回復低下:異形化)

    追加忍法 (巡らし/回数制限:怪力 土隠・慢心)

 

 最強の大蝦蟇になろう系構築。そんななろうがあってたまるか。蟇仙はキャラクターのデータを置換する効果であり、キャラクターそのものを置換しているわけはないのでキャラクターを対象に取った効果は変身後でも継続できる。それを利用して変身前にできる限りのバフを積む。

 バフを積む前にやられないように忍犬。獣技は群れだけだとブレーメンでやる意味が薄かったので雑に突っ込んだ。とりあえず変身前でも最低限の戦力を担保できる万華鏡と、上手く嵌れば時間を稼げるプロット制限を1枠で引っ張ってこれるので枠圧縮と言えないこともない。気づいたらスーサイドが多いのでそのリソース元としても生命力は多めに確保。時間稼ぎにもなるし悪くないと思う。

 特技は大蝦蟇の持っている5つ+ブレーメンの条件用の怪力+自己バフ用の異形化ですぐに決まった。主役の蟇仙が失敗すると目も当てられないので、背景の整備班は蟇仙を指定する。

 奥義も両方バフを重視。不死身は0回復での目覚め不発を回避するためだけに2重改造した。指定特技は体長1mのオバケガエルってところから大概に異形だろうと判断。追加忍法は忍法に収められなかったバフを使うために巡らし。大蝦蟇は生存能力に課題を感じたので土隠で間接的に耐久を確保。蝦蟇の油と合わせるとかなり厄介そう。もう一つは土隠使用後に雑に振り回せて場に残るものとして、お手軽デバフの慢心を採用。指定特技はそりゃ体長1mもあるなら力もあるでしょ理論。

 

屍衣

階級:?

 

 N課の一般人に続いて作成不可2号。方向性や旨味がないので作れなかった前回とは違って、階級不明で作成が困難というパターン。そんなパターンがあるのか。

 あと、屍衣の説明を読んでサタスペを思い出した。

 

 

まとめ

 ハグレモノの秘伝忍法が全体的に地味で微妙に使い勝手が悪いものが多いので「これ、首魁でやる必要なくね?」にすごく悩まされました。それでいて流派の数が多いのでかなり苦戦しました。間違いなく発売から半年間ほど首魁シリーズに手を付けなかった理由の一つですね。最大の理由はポケモンしていたからなんですが……。とりあえずは難所越えたぞ!!って思っていたのですが、あと残っているのが上忍頭5人で妖魔化との親和性の高い隠忍の血統と、機忍の斜歯なので難所まみれです。構成を考えること自体は面白いので、のんびり気長にやることにします。

*1:この統合判定は命中判定ではないので大権現が乗らず、凶手はサポート忍法の判定が噛んでいるのでそっちに引っ張られてスぺ値が下がらない

*2:Damage Per Round ラウンド毎に出せる打点のこと