机上空論

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【シノビガミ】首魁データで遊ぼう 斜歯編

 本作は、「著:河嶋陶一朗冒険企画局新紀元社」が権利を有する『忍術バトルRPG シノビガミ』の二次創作作品です。

 

 千夜一夜です。ついにこれで六大流派すべての流派の流派ブックが揃いました。ということで最後の首魁シリーズです。

 斜歯忍軍は流派の性質的に他流派の血や末裔が使いやすい上に、秘伝忍法の質が頭一つ抜けている印象です。ありがたいことに全員上忍以上なので、積極的に理不尽をおしつけていく方向で行きます。敵として出したらストレスチェックですな。

 

 

鍔鑿組

階級:上忍

背景:宗家 試作型 独自コード 忍法狩り

   冷たい心 環境の欠落(愛情) 傷痕 異端

忍法:変形(修羅 万華鏡) 機忍 一見 覆滅 機骸 法盤(獣化 闇景色)

特技:絡繰術 仕込み 拷問術 盗聴術 流言の術 野戦術 瞳術

奥義:不死身 (定め/回数制限:絡繰術)

   不死身 (定め・目覚め・認め/回数制限・体質異常・生命限定:拷問術)

 

 流派ブックでなぜか機忍で装備忍法を取れるようになってしまったので、一見覆滅とかいう奥義殺す構成。奥義はこれで封殺する予定なので、攻撃忍法への対策として闇景色。攻撃はバフして殴るいつものやつ。獣化はコストがかなりキツイので余裕があるときに使う。使い終わった獣化と闇景色は機骸に使う。

 奥義は2つとも不死身。半身失ってから機忍化しているから実際不死身。1つ目は変調を回復できるシンプルな定め不死身。機忍に呪いが入ると死ぬのでその対策。指定特技は見た目とか機忍とかそのあたりからの絡繰術。2つ目は目覚め不死身。獣化を使わずともこれで火力バフできる。弱みに悩んだ結果、体質異常と生命限定をセットで採用することにした。浮いた強み1枠は定めと相性のいい認め。指定特技は拷問術。ハグレの里を焼くのに使う。完全成功は機骸があるので不要。

 背景はコンセプト上、前2つは必要。独自コードは最新型にアップデートされ続けているところから。機忍にはキツい裏コードメタとしても機能する。忍法狩りは鍔鑿がそういう流派だから。弱点は改造人間っぽさ重視のチョイス。

 特技はハグレの里の情報を探る盗聴術、情報工作用の流言の術、実力行使用の野戦術。瞳術は眼が機械化してあるから浪漫詰め込んだ。幻死痛が発生するなら幻術とかとっても良かったけど、こいつ六世代って明言されているのでねぇ。

 鍔鑿組が機械と人間の半端者と言われていたのも昔の話。正忍記・認と流派ブックによってここまで上り詰めたのは感慨深い。

 

 

大槌群

階級:上忍

背景:末裔 他流派の血 四天脳候補 助手

   人でなし 好奇心 守秘義務 異端

忍法:忍法錬成 糸界 震脚 空衣 補給 魔薬

特技:絡繰術 縄術 身体操術 調査術 経済力 見敵術 死霊術

奥義:不死身 (定め/回数制限:絡繰術)

追加忍法 (巡らし/気力消耗:経済力 一筒(遁甲符) 魔界転生(晴らし/二度限定))

 

 シンプルな忍法錬成型。忍法錬成の弾として、震脚は同系列の効果と比べても明らかに強力だと思ったので真っ先に採用。その震脚と相性がよく、忍法錬成の弾にもなる糸界も自然と入る。空衣はコストを使わない忍法錬成の弾としての採用だが、震脚が決まった相手を間合い外からネチネチ削る用途にも使用できる。ここまでだと大槌群っぽさがないので補給一筒と魔薬。忍具の暴力で震脚さえ決めてしまえば攻撃が飛んでこないので間接的に耐久力が上がる。

 奥義は直接的な耐久補強の定め不死身と一筒の枠がなかったのでねじ込まれた追加忍法。追加忍法のもう一枠には不死身と補給の再使用を考えて、巡らしからの魔界転生。そして忍法強化で晴らし。不死身の指定特技はマイクロマシンを使うイメージの絡繰術。どう使うかは知らん。追加忍法の指定特技は経済力。流派の条件だし、一筒で忍具増やしているしええやろ。

 背景はとりあえず忍法が欲しいので末裔と他流派の血。四天脳候補は大槌群の首魁なら当然候補でしょう。助手がいることにもなんの疑問もない。弱点はポジション的に守秘義務、忍具とマイクロマシンの研究が出来れば人道を踏み外すので人でなしと異端。好奇心は発言からそれっぽいなと思ったので。

 特技は指定特技から絡繰術・縄術・身体操術・経済力。空衣は代用判定。あとは科学者っぽく調査術と見敵術。死霊術は完全にバランスの問題。生体を触るなら死体も死霊も触れるでしょうね。

 極論言ってしまえば大槌群は「忍具がたくさん扱える」だけの流派*1なので、枠の圧迫は激しいが強力な忍法錬成が大槌群に行ったのは割と合理。

 

 

指矩班

階級:上忍

背景:末裔 他流派の血 双子(忍法研究 凶手 爪穿) 宗家

   自惚れ 人でなし 守秘義務 異端

忍法:忍法開発(怒具螺・影斬) 禁術 忍法兵器 一見

   怒具螺(宿し・使用許諾) 影斬(離し・二度限定)

特技:火術 仕込み 拷問術 分身の術 調査術 死霊術 憑依術

奥義:完全成功 (くらまし・輝き/増幅装置・電網依存:調査術)

   クリティカルヒット (断ち・伸ばし/回数制限・増幅装置:拷問術)

 

 徹底して相手にペナルティを課していく不快の極み。まず禁術で忍法を使いづらくし、怒具螺と忍法兵器で重症を与えて攻撃忍法を使いづらくする。装備忍法は離し影斬で消す。極めつけに双子からの後出し忍法研究で完全に構成を破壊する。奥義には一見からの爪穿。せっかくの怒具螺なので凶手でスペシャル狙い。

 奥義の1つ目は奥義破り用のくらまし完全成功。凶手スぺにも活用したいので輝きも付けた。指定特技は分かりやすく調査術。2つ目は2重改造の殺意増しクリティカルヒット。生命力が減れば取れる択も減るので、このシンプルな暴力が大量の行動制限を与えるコンセプトに合致してしまった。指定特技は拷問術。使えない部下を実験送りにする。

 背景はやりたい放題した。素性が分からないということは自由だということだ。双子は複数のコンピューターからなるAI説から、と最低限の言い訳はあるので許して。弱点の自惚れと人でなしと異端は解説不要。守秘義務はもはや存在そのものが守秘義務みたいなもの。四天脳候補は既に四天脳で候補ではないので取らない。

 特技の火術は里焼き用。分身の術は双子のときと同じ理由。死霊術は憑依術取らされた時にコイツのオリジナル死んでいる説通せるか?となった。正直ボ卿*2みたいになってても違和感はない。

 奥義が両方とも増幅装置なので器術の生命力の価値がすごく高い。そのため同流派の裏コードが死ぬほどキツい。見かけたら速攻で忍法研究する。

 

 

御釘衆

階級:上忍頭

背景:渡来人の血 魔法の才能(完全成功 不死身) 予知夢 

   異才(器-体・戦-妖) 宿星 運命変転

忍法帝釈天 殺界 機忍 呼び声 大統一忍法

   一見 博識(クリティカルヒット・範囲攻撃)

特技:絡繰術 登術 盗聴術 傀儡の術 鳥獣術 言霊術 呪術

奥義:追加忍法 (呪術 禍供犠 御斎魂(かわし/二度限定))

 追加忍法 (くらまし/増幅装置:言霊術 禍供犠 土竜吼(崩し/二度限定)) 

   

 2つの追加忍法のどちらにも禍供犠を仕込み*3、ダメージを全部返してやろうという魂胆の構成。あからさまな呼び声でやることはバレバレ。しかし知られたところで奥義で殴るか、手数で殴るかの2つしか対策はない。奥義は一見+博識+魔法の完全成功で対策し、手数で攻略するにも2回の禍供犠を超える必要がある。打点は殺界帝釈天で確保し、変調漬けにしてネチネチ削るような時間も与えない。

 奥義の追加忍法×2は仕掛けの有無ともう片方の忍法が異なる。基本的にはくらましの方から使用する。くらまし追加忍法のもう1枠は土竜吼。崩しで当てやすくなった土竜吼からの帝釈天で一気にダメージを稼ぐことができる。指定特技は一生意味深ワード撒き散らしから言霊術。無改造追加忍法は御斎魂があるので使用タイミングをよく考える。御斎魂はどうせ1回しか使わないので、かわしが生えた。ぶっちゃけ要らないが無いよりはマシじゃろ。指定特技は呪術。特に理由はない。

 背景は御釘衆のルーツから渡来人の血、魔術行使者というワードから魔法の才能。予知夢は完全にフレーバー。まだ背景枠に余裕があるのでそれっぽさと実益を兼ねた宿星と異才。異才は斜歯でも御釘衆って特殊なポジションだからいいんじゃないんでしょうか。弱点はあまり人間味のある情報が出てこなかったので、とりあえず運命変転だけ。

 特技は欲しいものは既に奥義の指定特技で取ったので、他はバランスを取りながら。強いて言えば傀儡の術は12人の弟子を指しているのかな? 謎に包まれ過ぎて、とにかく情報が足りない。

 イメージ的に機忍とか大統一忍法とかあまり取りたくはなかったが、禍供犠と大統一忍法の相性がすごく良かったり、他流派の血を使う方が不快感強かったりでこうなってしまった。許せサスケ。これで(首魁シリーズは)最後だ。

 

 

鍵盤勢

階級:上忍

背景:末裔 後援者 他流派の血 四天脳候補

忍法:流行禍 開祖 流行禍(開祖) 視奪 離業 特別教室(集団戦攻撃 頑健)

特技:絡繰術 壊器術 走法 盗聴術 経済力 見敵術 死霊術

奥義:範囲攻撃 (撃ち/苦痛情報:絡繰術)

   追加忍法 (巡らし/回数制限:死霊術 怪文 惨劇・改)

 

 改訂版で一度死んだのに、正忍記で復活した怪文流行禍とかいう邪悪。二度と帰ってこなくてよかったのに。

 メインは怪文+流行禍×2で暴れる。怪文用の情報は視奪で拾う。特別教室の集団戦攻撃は離業の餌で、頑健と合わせて耐久面の補強を行う。

 1つ目の奥義は流行禍で削った相手を刈り取る撃ち範囲。基本的には初撃で終わらせる予定だが、回数制限は使い切ると攻撃手段が無くなるので苦痛情報。絶対防御される分には問題ないですし。指定特技は斜歯っぽさの絡繰術。2つ目の奥義は追加忍法。メインでは怪文で情報をばら撒き、クライマックスでは撃ち範囲に惨劇・改を乗せて全体4点にする。指定特技は電霊から死霊術。同じ霊だし大差ないじゃろ(暴論)。

 背景は末裔と他流派の血は特例取得用、後援者は現在の立場的に違和感がなくて惨劇・改の餌に使えるから。四天脳候補は大槌群の時と同じ理由。

 特技はクラッキング関連で壊器術と見敵術。経済力はスパチャ投げる用。走法は特技バランスのために取ったけど、▶ runってことでこじつけどうでしょう? 流石に厳しいか。

 この構成はメインフェイズが長引けば長引くほど流行禍と特別教室の回数が増え、周囲はより悲惨な目に合う。どこかで使うならリミットなしのシナリオで好き勝手させないストッパーとして扱うかなぁ。

 

 

まとめ

 完成した首魁データも悉く害悪! 相手したくねぇ!! 秘伝忍法が強すぎるのが悪い。機忍や四天脳候補で他流派から色々引っ張ってくることで、秘伝忍法をさらに引き立てるのもずるい。他流派への偏見もかなり酷いし、斜歯って碌でもない流派だな!!

 それはそうとこれで首魁シリーズ完結です。首魁データは普段だと本っっっ当に触る機会がないので新鮮な体験でした。せっかく全流派揃えた*4ので、タイミング見て身内相手にぶつけてみようと思います。

*1:大槌群の忍者は道具箱か一筒のどちらかは持っている印象

*2:オリジナルが白笛になっている

*3:表記上は可能と思われる。

追加忍法は「使用」で「修得」ではないので、複数の追加忍法で同じ忍法を選んでも修得可能な忍法という制限に引っかからない。

上忍PCで同じことをする予定なら必ずGMに確認すること。

*4:外事N課と屍衣除く