机上空論

妄言を垂れ流しにするブログです

【ポケモン】クリスマスはデリバード1on1

 どうも千夜一夜です。クリスマスといえばデリバード。身内で最強のデリバードを決める1on1の大会を開いてきたので、その考察と結果を書いていきます。

 

 

考察

※メタに上がりそうな型をひたすら羅列しているだけなのであまり参考にならないとおもいます。

 

デリバード@襷 やるき 陽気AS 霊

ねこだましブレイブバードこおりのつぶてイカサマorドリルライナー

 デリバードの耐久は紙なので、やるきでも猫+ブレバなら耐久無振りデリバードは落ちる。物理耐久に振っても結局はりきりが受からないのは分かり切っているので存在しないものだと割り切る。

 イカサマは対霊*1、ドリルライナーは対飛行半減テラスタル*2に有効。

 猫騙しが襷潰しとして強力で全員対策してくるものとして考えていると打点不足に陥るので意外と辛そう。

 

 

デリバード@襷 はりきり 陽気AS 飛行

まもる・つばめがえし・こおりのつぶて・ドリルライナー

 はりきりの命中不安をつばめがえしでなんとかした型。やるきブレバよりも火力は低いが、反動で襷が潰れないのが最大の利点。火力が落ちているとは言ったものの、耐久無振りなら燕→礫で確定。飛行半減テラスタルにはすべてドリルライナーが抜群で入る。礫半減かつドリルライナー等倍の水と氷には勝てない。

 安定性は間違いなく高い部類だが、同速対決で上から礫を撃った者勝ちという点はどうしようもない。

 

 

デリバード@襷 はりきり 陽気AS 悪

まもる・イカサマ・こおりのつぶて・つばめがえし

 A0下降補正イカサマ+礫は相手が余程Bに厚く振ってない限りは落とせる。氷や鋼テラスタルだと礫が半減されるがそれでも6割、Aを下げていなければ確定で落ちる。

 流石にイカサマを半減されると辛いが、幸いにもイカサマ半減テラスタルは飛行半減ではないのではりきりの欠点を補う意味でもつばめがえし。ぶっちゃけつばめがえしと礫のどちらも半減されないならこっちのが安定ではある。

 上の燕型よりも対応範囲は広がっているが、はりきりの命中不安と戦う必要がある。

 

 

デリバード@襷 やるき 陽気AS 霊

ゆきなだれ・こおりのつぶて・守る・@1

 相手の初手は猫騙しか守るのどちらかである可能性が高いので、猫騙しを霊で透かして襷を残しつつ相手を削ることで優位に立つ型。

 裏目は氷半減テラスタル。相手が守るから入ったらどう対応するかを見るために2手目守る。通せそうならそのままゆきなだれ、通らないなら@1でどうにかする。

 @1の候補は対鋼・炎のドリルライナー*3、対氷・鋼のかわらわり*4、対水のたねばくだん、対物理のカウンター。どうあがいても全対応は無理。

 

 

デリバード@スカーフ やるき 控えめH148B108C252 鋼

エアスラッシュ

 初手の猫は顔面受けし、2手目に来るであろう飛行技・氷技をテラスタルで半減にする。スカーフを巻けば無振りでも最速デリバードの上を取れる。こご風を撃たれると素早さが逆転するが、その分耐久に振っているので特殊型にも弱くない。

 火力は無振りデリバードなら確2、半減テラスタルなら確3、半減+H特化まで行くと確4。物理耐久はA252はりきりの猫+半減ブレバ+半減礫を9割で耐えて、特殊耐久は控えめC252の半減こご風+等倍テラバを9割で耐える。

 どんな相手にも運次第で勝てる可能性はある。しかし初手から全力で殴ってくるのが一周回って苦手なのはメタの果てって感じ。

 

 

デリバード@残飯 はりきり 控えめH52B204C252 鋼

まもる・こごえるかぜ・はかいこうせん・ドリルライナー

 基本は守る→鋼テラスタル+こご風。等倍の耐久無振りならもう1回こご風で落ちる。こご風で落ちそうになければ適宜破壊光線とドリルライナーを使い分ける。

 物理耐久はA252はりきりドリルライナー確定耐え。特殊耐久は控えめC252こご風+等倍テラバを残飯2回で両方最高乱数以外耐え。特殊炎テラバは確定1発取られるので無理だが、襷で耐えたとしても礫で死ぬのでどの道勝てない。

 

 

 個人的な好みでは悪イカサマ型と鋼残飯型の2択だったが、最終的に礫の撃ち合いで5割になるくらいなら有利不利がハッキリしている方がまだ勝率良さげと判断して鋼残飯デリバードを大会に持っていくことにした。

 

 

結果

 意外と参加者が集まらず、3人で総当たり。育成が間に合ってない人が多かったので告知出すの早めた方が良かったか?

 

1戦目 敗北

 両者初手守る。ここで後手で守るが失敗したので相手はS振り濃厚であることが判明。2手目にまさかの地面テラバーストで敗北。

 相手の型は陽気CS襷・地面のテラバ・イカサマ・フリドラ・守る。2手目を冷静に守っていれば勝ち濃厚だったので悔いが残る。

 

2戦目 勝利

 両者初手守る。今回もこちらが後手で守る失敗。2手目は1戦目の反省を活かして守る。相手は氷テラスタルの冷B。3手目鋼テラスタルこご風、相手冷B。4手目守る、5手目破壊光線で勝ち。

 相手の型はCS襷の守る・冷B・礫・ドリルライナー。性格を変え忘れたらしく、まさかの無補正だった。予定ではせっかちにするつもりだったそうな。

 1戦目の反省から安定を取った立ち回りに変更したが、ここの勝負は相性ガン有利だったのであまり活きなかった。しかし地味にこれが3戦目に影響を与える。

 

3戦目

 私と対戦した二人のマッチ。順当に氷デリバードが地面デリバードを撃破。氷側が初手守る合戦で下を取ったので2手目守るで安全勝ち。

 結果、全員一勝一敗で優勝者不在になった。

 

まとめ

 テラスタル環境になったおかげで1on1は飛躍的に戦術性が向上し、極めて面白いルールになった。しかし守るによるテラスタル様子見があまりに強力だったこと、その守るを環境に呼んだ猫騙しが対策必須だった点を考えると今後この2つの技は1on1では禁止になることは間違いない。

 それはそうとマジで1戦目勝っていれば優勝だったので後悔がヤバい。

 

*1:下降補正A0イカサマ+礫で74%の乱数。A252ならイカサマだけで最低乱数以外1発

*2:鋼に対して猫+ドリルで62%の乱数。礫を入れれば確定

*3:ドリルライナー+礫で9割の乱数

*4:ただし瓦+礫で6割の乱数