エルフ耳が好きな千夜一夜です。正忍記で収録された忍法・悪夢が面白そうなので、ついでに長耳全体の考察をします。
長耳とは?
隠忍の血統の下位流派。妖魔・妖精がこっちの世界の赤子を攫って、その代わりに置いてかれた妖魔の落とし仔が長耳の忍者になる。置いてかれているので元の世界に帰りたがっている。元々が人間じゃないので、雰囲気緩めで快楽主義な印象。
流派に入る条件は軽い方。忍法では魔笛と玲瓏が目立つ。それ以外は非常に使いにくい印象。正忍記では派手な忍法が2つ追加された。
玲瓏型
背景:なし
忍法:裏真言 誘導 玲瓏 鬼影
奥義:絶対防御 or 不死身
玲瓏が強いので、それと誘導さえあれば他は自由。サンプルは背景も奥義改造もない、基本ルルブのみのシンプルなレギュレーションを想定。背景ありなら雑に浮足や戦場の極意、忍秘伝ありなら雷電+吸精あたりも候補。
奥義は攻撃忍法主体で戦うので防御系。生命力で優位を取っていれば極地で詰めろをかけられるので、その点でも防御系が優位。
退魔編忍法が解禁されているなら、魔笛で黒羽を呼び出すのも強い。
朽気型
背景:末裔
忍法:災雷 騎行 蛮歌 朽気
奥義:不死身(定め・体質異常)
自身に騎行と蛮歌を使って、朽気を起動させる型。これでとりあえず接近戦2点が追加される。忍秘伝があるなら慢心もあり。中忍頭なら全部使って3点追加できる。
朽気で素火力が高いので、攻撃忍法は回避デバフのあるものがおすすめ。災雷は正忍記で追加された忍法で、単独で実質間合い3火力2を持ちつつ回避デバフと戦場メタを持つハイスペック忍法。他の候補は闇斑や必中あたり。
忍法で火力を出すので、奥義は防御系を推奨。不死身を選択する場合は体質異常がないと変調を回復してしまうので注意。
悪夢型
背景:末裔
忍法:集団戦攻撃 凶手 髑髏本尊 悪夢
奥義:不死身(目覚め・回数制限)
悪夢を使いたいから考えた型。最初は裏真言で考えていたが、コストが重すぎて没に。そして呪いを能動的に与える方法を考えたらスペ型になった。髑髏本尊と凶手でスペシャル値を7にすることで早期段階での呪い撒きを狙う。
悪夢のコストが重いので、コストがなくて間合いの広い集団戦攻撃を採用。集団戦攻撃だけでは相手の生命力は減らないので目覚めで火力を補強。
改造案としては凶手を一角などの他の忍法に変更する、梟雄を取得して目覚め不死身から奥義を変更するあたりが候補になるか?
恩恵型
背景:なし
奥義:不死身(定め・回数制限)
補給で遁甲符の使用回数を増やすことで恩恵の使用回数も増やす。魔界転生は戦闘中に補給を使うために採用。魔界転生を使えば2回目の不死身も安全に使用することができる。攻撃は枠がないので雷電。間合いと効果が優秀なので、これだけでも戦える。
メインフェイズで遁甲符を使えると恩恵の生きるタイミングも増えるので、どちらかといえば協力型向け。中忍頭でかばうを持たせればいい感じのサポーターになれそう。
奥義情報抹消型
背景:他流派の血
忍法:魔界転生 酔夢 猫撫 里帰り
奥義:範囲攻撃(撃ち)
魔界転生を使ってメインフェイズを行い、猫撫で相手を召喚して、酔夢で奥義情報を消す。ついでに魔界転生を使ったので里帰り。
範囲攻撃の弱みは人数制限・射程低下・回数制限のどれかを選択。不死身は、猫撫が相手を召喚+生命力消費なので非推奨。
猫撫は一人しか対象に取れないので、奥義情報を消せる対象は必然的に一人になる。誰の奥義情報を消せば次発を通せるかはよく考える必要がある。味方がいるならそっちの奥義情報を消す手もある。秘中持ちが味方だと楽しそう。
まとめ
長耳の忍法をうまく使えている型を5つ紹介しました。本当にうまく使えているか?
長耳の忍法はギミックを組む必要のあるものが多いですが、うまくハマれば封殺を狙える類だと思います。色々クソマンチコンボを試してみたいですね。
あと、コンセプトにするほどでもなかったのであまり触れていなかったのですが、退魔編の魔笛は強いです。枠が余ったところに雑に入れてもそれなりに仕事します。
というか、黒羽くんつよくない?